氷の世界
2014-03-03

先週の日曜の秋田側からの八幡平樹氷探訪はただただ白い霧の世界でしたので、昨日は岩手側(アスピーテライン冬期ゲート)から再アタック。初めはガスが去来していましたがその後晴れて青空。しかしこのところの暖気、日照、雨と三拍子揃ってしまい、雪面は何処もガリガリ状態でした。シールで登るのも一苦労ということでスキーアイゼンを装着。体力温存と時間短縮との理由をつけて。茶臼山頂もメレンゲ菓子のデコレーション風。

黒谷地から先でもアオモリトドマツが樹氷化しておらず(先日の風雨で半壊した)源太森手前で一寸傷んだモンスターたちが現れました。残念ながら岩手山頂き付近が雲の中。源太森の標柱もガリガリのエビの尻尾
。

源太森から急に風が冷たくなり、気温も2℃程降下。ここから見る八幡沼周辺の眺めは格別です。陵雲荘避難小屋や秋田側からの登山者の姿もよく見えます。源太森から緩く下り陵雲荘に到着。『ヘンゼルとグレーテル』のお菓子の家ですネ。

メレンゲ菓子の甘さも結構好きです。中南米で暮らした頃、誕生日や祝い事の時、丸や長四角の大きなケーキが登場、定番はピンクや薄緑、水色といった食紅たっぷりのパステルカラーのメレンゲクリームに覆われたタイプです。そのケーキの甘いこと甘いこと!一切れが特大、そしてかき回してもカップの底に砂糖が残るほどの甘いコーヒーが添えられているのでした。

鮑のようなエビの尻尾もガチガチです。今年の樹氷モンスターは大きめで立派でしたが、このところの暖かさでかなり脆くなってきていました。一日にして崩落することも珍しくない樹氷原、来週まで何とか落ちないでと祈るばかり!
今日はお雛祭り。硬い雪面に「石楠花のお雛様」発見!

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