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「昔々、スキー場があったとさッ」

 2014-01-09
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お正月ツアーでお越しのお客様、八幡平御在所は10年振りくらいとのこと。浦島太郎の気分を味わったことと思います。観光ホテルも「いっぷく茶屋」(ゲレ食)もリフトも、そして昨秋の台風で第2ゲレンデへの道路も完全決壊してしまい、何ーんにも失くなったという感じです。今あるものは、冬も暖かくきれいで臭くないトイレ、廃業したユースホステル、原発事故で蘇った地熱の掘削施設そしてゲレンデ跡に育ってきたダケカンバなどの木々たち。
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スキー場が失くなった今も入山者は結構います。登った分だけ滑れますが、雪崩もあるし冬山対応装備で入ります。さて本日の予報では今季一番の寒波が来つつあるようで、登り出しは青空でしたが怪しい雲や西寄りの風が出てきました。屋棟岳下見も早めに行動したほうが良さそう。二人で黙々とスキー場跡を登ります。
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ミニ樹氷が並んでいる茶臼岳稜線もあっという間に雪雲の中、大黒森も北西風が強くなってきました。屋棟岳コースの樹林帯へ逃げ込みホッと一息。静かなアオモリトドマツの森を歩き、まだフカフカの雪が残っている屋棟山頂から一気に滑ります。カモシカの足跡を横切り、夏は人の通行を拒む大藪の沢筋を抜けて第1ゲレンデ跡に出ました。
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ふり返ると滑り下りた屋棟岳が霞んで見えます。撤去しないで残っているリフトの支柱は遺跡のようですね。ここから再びシールを付けてひと気のないゲレンデ跡を登り御在所駐車場に戻りました。リフトが動いていた頃は「屋棟岳コース3周滑り」などと欲張っていたのでしたーーー今はもう昔話。
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