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雪の華が咲いた!

 2013-11-28
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一昨日から雨が降り出し、昨日の山麓は雨になったり霙になったり。しかし本日昼頃から山麓も本格的に雪が降り出しました。湿り気のある雪がモサモサと降ると枝という枝に雪が付き、雪の華が咲いてお伽の国に変わります。
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ほんの数時間前までは晩秋の景色だったさくら公園。このところ鉛色の空が続いていました。先週末は晴れたのですが、宮城の栗原市(花山)でガイド講習会、2日間缶詰めで山に行けず。小雨の中、家の周りを走っているとスズメバチの巣を二つ発見!ひとつは柏台の住宅地の端のアカマツの中間、人通りのある場所でした。
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もう一つはさくら公園の東屋の天井。いつもその辺りでストレッチをしたりしていてキイロスズメバチをよく見かけてはいたのですが、巣があったとはツユ知らず。最近カラス?が巣をつついたのか一部壊されて真下のテーブルに落ちていて、巣の存在を知りました。こんな立派な蜂の巣も一年ポッキリなのですねえ。
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雪漕ぎの季節

 2013-11-22
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今週の寒波で八幡平もだいぶ白くなってきました。アスピーテライン沿いの樅山から茶臼岳にかけてはチシマザサが密生していてこれが雪の重みで潰れてくると白さが増します。今はまだササの葉が見えている状態、重い雪がベッタリと付いてきていますがまだ笹薮は隙間だらけ。迂闊に入り込むと笹薮に没して脱出が難しくなることでしょう。DSCF9956.jpg
源太岩を回り込むと吹雪の世界、茶臼岳も畚岳方面も雪雲の中。西風がこしらえた雪庇もすでにできていました。
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今年の冬シーズンの八幡平通いが始まりました。雪の積もり始めはスキーで(登れても)滑り降りるのが難しいのでツボ足で登り下りします。昨日の雪は風に叩かれてすっかり重くなり、ひと足毎にボツボツと沈み大汗をかきました。後ろを振り返ると色の異なる御在所の沼が二つ見えて一息つきます。いい景色が何よりのご褒美!
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雪化粧も消え山々は再び晩秋の姿

 2013-11-18
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先週初めの寒波ですっかり白くなった岩手山や八幡平。姫神登山ツアーの前々日城内口からひとっ走り登ると、キリリとした空気の中に冬の顔をした山々がよく見えました。先日登った石峠方面も寒そうです。姫神山頂の花崗岩は新雪が載っているだけなら滑らないのに、ツアー当日は昼近くまで石に霜が付いておりツルンツルンでした。
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11/15より今シーズンの八幡平エリア雪崩情報発信を始めました。八幡平御在所に行く途中、いつもの(と思いますが)キツネくんがお出迎えです。肉付きが良く大変美しい姿、人に馴れているところから餌付けされているのでしょう。車を停めると、ジッとこちらを見つめています。野生には手を出してはいけない、と自戒し離れました。
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八幡平スキー場跡は草茫々、ゲレンデに続く道も台風で崩れてしまいました。冬期ゲート奥に大きな地熱発電の櫓が新たに立ち、この日はガスのような嫌な臭いが周辺に立ち込めていて長く留まりたくない気分。
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昨日の日曜は小春日和で再びかぬか平の山へ。道が冬季閉鎖になる前に御大堂山へ行ってみました。カラマツもあらかた落葉してしまいダケカンバの白っぽい幹の連なりが青空に映えます。御大堂山頂手前の風衝地(御料三角点有り)で青松葉や阿部館山、桐の木沢~早池峰方面の山々を眺めながらのんびりお昼を食べました。
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かぬか平の点峰を訪ねる

 2013-11-13
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奥羽山脈は吹雪、北上山地も寒波にすっぽり覆われた朝、国道455号を早坂峠へ向けて車を走らせます。外山の辺りからツルツルの半雪道、ハンドルを持つ手にもつい力が入りました。人気(ひとけ)のない早坂峠でかつて山のイロハから教わった山岳会の先輩のグループと合流、石峠(一等三角点)を目指します。
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地図上の石峠を訪ね、ピークハンターの方々とその先の三等ピークの葡萄森へまずは足慣らし。刺すような冷たい風が吹いています。でも青空も覗いてきました。
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石峠(三沢ノ頭)はダケカンバとササの山頂、葉が落ちてやっと向こうの山が透けて見えますね。今回は三角点整備でか郡界通しにササが刈られていて楽が出来ました。
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東京からのピークハンター集団次なるピークハントは作業道脇の四等三角点。5人で這いずって探せど見つからず。落葉深くに埋もれているのでしょう。心を残しながら次なるピークへ。昼過ぎにはすっかり晴れてかぬか平の山々が見渡せました。御大堂、阿部館、岩神、兜明神、青松葉、明神、遠島そして平庭の山々も。すっかり白くなっていました。早坂峠への道も明後日から冬期閉鎖だとか。間に合ってよかった!
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八幡平の初雪は11日午前中(盛岡は午後?)そのまま初積雪となりました。11時頃はまだ積もっておらずその1時間後にはあたりが白くなり始めました。ササも積もり始めはこんな風です。
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猫山へお参り

 2013-11-09
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ギリリと冷え込んだ今朝の庭先にガチっとした硬い霜柱が立ちました。盛岡(藪川?)でマイナス8℃と聞いてもっと縮み上がりました。今日いっぱいはお天気が良さそうで、3年前にお参りをした大迫の「猫山」を再び訪ねてみました。前は覗石のあたりから歩いたので今回は竪沢から行ってみます。豪雨や台風で入り口の砂利道が荒れていましたが何とか標高650mまで入れました。その先から林道が何故か突然広く立派になって続いているのです。
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「山頂」という看板からスタート、だんだん道が怪しくなり森林管理署の見出し票を追っかけながら真北に登って行くと「石割クヌギ」の大木に出会いました。落葉の積もった斜面にはヤマブドウの房が結構落っこちています。近くに新しめのクマ様の糞、ということはクマ様のおこぼれか?頂いてみました。
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猫山山頂に近くなると突然刈り払いした道となりました。山頂は小さい露岩があり見晴らしが良く早池峰から毛無森、薬師岳から土倉山に続く尾根、大麻部山も見えます。実は3年前、愛猫がすっかり弱ってしまっていてこの猫山に登って願掛けをしたのです。その後少し元気を取り戻し半年後に天寿を全うしたのでした。かぬか平を見ながら愛猫を偲んでいるとハラハラと落葉松の金色の葉が降ってきました。週明けには松葉でなく雪が降るのでしょうか。
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11/3仙台フィーバー

 2013-11-07
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11/3の仙台付近に確かに後光が差しておりました!日本シリーズ最終決戦の2時間前の秋保温泉付近は仙台の街に戻る車ですでに大渋滞。紅葉狩りの連休で繰り出した車のUターンラッシュにしては渋滞開始がちと早いのでは?これは間違いなく18時頃始まる楽天観戦の影響でしょう。私はといえば、別な想いで心をときめかせながら秋保温泉に向かいました。
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若かりし頃活動した南米パラグアイの隊員同窓会。約25年振りの再会でした。日本よりちょっと広いパラグアイの右1/3の各地で活動が展開されていました。記憶の彼方にあった事が思い出され、楽しいやら赤面するやら。25歳若返って大騒ぎの大フィーバー。モチロン「鳴り物」入り、アルパは欠かせません。
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宴の翌朝は皆声もガラガラ、プラス25歳の中年男女にしっかり戻っていました。楽しい想い出に浸りながら秋保を出発。お天気も回復、下見を兼ねて三陸の山に向かいました。紅葉もたけなわ、砂鉄川、矢作川、気仙川(大股、小股川)いずれも穏やかで清らかな流れが美しい。氷上山では小屋管理の方に会っただけで夫と共に静かな山歩きとなりました。山からもはっきり今の陸前高田の姿が見て取れました。改めて「現実」を生きなければならないと実感。DSCF9707.jpg
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秋空高く!

 2013-11-03
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2年前の六角牛登山ツアーは登り始めて間も無く霧に巻かれ何も見えずに終わったのですが、昨日の同山ツアーは高い秋空の下、快適に歩くことが出来ました。リピーターの方々も今回は大満足で何より。
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六角牛の頂から岩手山、早池峰もよく見えました。ダケカンバも坊主になりすっかり見晴らしが良くなりました。展望が得られるのは晩秋の山の大きな魅力ですね。
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今年は豪雨や台風であちこちの砂利の林道も大荒れになりましたが、六角牛の峠、両中沢登山口までは何とか通れるようになっていました。ただ周回コースはだいぶ笹が被ってしまいもっぱら鹿や熊の道になっているようです。
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今年は茸も豊作、近くのさくら公園内にもスギタケ類がたくさん出ていました。しっかり茹でこぼして一度に食べ過ぎなければ大丈夫、濃い目の味付けで鷹の爪をピリッと効かせて頂きました。さて、八幡平茶臼周辺も何度か白くなりました。山岳道路も来週水曜からは長い冬の閉鎖に入ります。
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