嵐去り、山は束の間の静寂

 2012-12-28
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クリスマスから3日間すっぽりと寒気の中にあった八幡平の山々。一昨日は猛吹雪で下倉スキー場のリフトに乗っていることが苦痛なほどの寒さ、帰宅してもゾクゾク、翌朝喉が痛いではありませんか。風邪気味だったようで、昨日は医者に行って大人しくしました。本日は青空が広がり、風邪を気にしながらも八幡平樅山まで観測に出かけました。あちこちに嵐の傷痕、沢の奥に大きな雪崩跡があったとY君が興奮気味に話してくれました。スキーのトップが吹溜りに飲み込まれて遅々とした登り、下りもこのぶ厚い吹溜りに絡め取られまいと必死の滑り。一息ついて隣の斜面を眺めると、テンが一匹、忍者のように軽々と駆けていきました。(写真中央やや下)
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聖夜2012

 2012-12-24
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2012年の聖夜、八幡平山麓はビリッと冷えてはいますが雪はパヤパヤ程度です。我が家の「ぺセーブラ」(キリスト生誕図)はパラグァイのパロ・サントス(聖なる木)でできています。かつて、幼かった愛猫アンヘルが飼葉桶のキリスト(の赤ん坊)を玩んだようで探した挙句タンスの隙間での救出劇を、飾る度に思い出します。
アンサンブルのクリスマス 011
昨夜から三日間レストランアンサンブルで恒例のクリスマスディナーに出演、懐かしいお客様とお会いできて嬉しい集いです。アルパ演奏の後は真打「森川ともゆきとタンゴアンサンブルトリオ」の登場!(多賀谷真吾氏撮影:2005年)
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石楠花も冬仕様

 2012-12-21
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二夜連チャンのアルパ演奏、昨夜は雪の中、前沢から高速道を帰りました。深夜家にたどり着くと20cmの新雪、そして本日の山は予想通り結構なラッセルを強いられました。アスピーテライン冬期ゲートからひたすら雪を漕いでいると、葉巻のように細長くなったハクサンシャクナゲに出会いました。北緯40°のこの常緑広葉樹の冬の対処法はひたすら細くなること、そして雪を被ること。
カメラを出したついでにジャケットを脱ぎ、いよいよラッセルモードです。深いところで80cmの新雪、雪崩の兆候が無いか五感を研ぎ澄ませながら樅山観測地点へ。ここまででも十分、達成感がありました。
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スキー場で滑る

 2012-12-17
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寒波が去り土曜日は朝からまとまった雨。辰年最後のツアー登山は宮城方面の皆様と北上山系の飛竜山へ。ずぶ濡れ覚悟でしたが、ぱらぱら雨程度でほとんど濡れずに和やかに終えることが出来、感謝でした。
地元の八幡平リゾートパノラマスキー場がこの日オープン、昨日は夫と八幡平へ山滑りに行ってしまい、今日やっとスキー場へ。昨夜の強風で雪が飛ばされて硬めのバーン、基本をチェックしながら滑りました。その後は八幡平御在所に移動、シールで登ってひと汗かき観測でしたが、なんとも良いお天気。茶臼岳に見とれ、岩手山を眺め(さっき滑ったパノラマスキー場も見えます!)程よく積もった粉雪を滑り降りると、凍り始めた御在所の沼のブルーが美しく、カメラに収めてみました。
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葦笛、ピンチ!

 2012-12-14
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花巻(東和)と遠野の境にある飛竜山に下見に行くと、登山道で巨大な赤松と会いました。隆々とした多くの枝を伸ばしておりました。昨日は八幡平リゾートスキー場の安全祈願祭に参列、神官の奏でる篠笛につい真剣に耳を傾けていました。淡々とした調べを聴きながら、頭の中ではクレッシェンド、ディミヌエンド、ビブラートなど「自分バージョン」が流れています。
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八幡平山麓もすっぽりと寒気の中、日中も道路が解けません。暖かい季節にはオオヨシキリがギョギョシ、ギョギョシと連呼していた近くの葦(ヨシ)原も今はひっそりとしています。今朝のTVで「篳篥(ひちりき)」の材料である淀川の葦原が、高速道路建設のために存続の危機に陥っていると報じていました。篳篥はオーボエと似たようなダブルリードで音を出すのですが、茎部分が緻密な葦でないと良く鳴らない、そのためには肥沃な中洲の広大な葦原が必要なのだそうです。また「たかが葦」と「利便性」が優先されていくのでしょうか。
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粉雪が呼んでいます!

 2012-12-11
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ここ2~3年雪が遅かったのですが、今シーズンは12月半ばを前に山を滑れるほどの積雪です。北極からの寒気の吹き出しの具合がこの降雪をもたらしていて、これがなくなると一気に寒さが緩んだりと、順調にはいかないこの頃の気候ですので、山で滑れる時に滑っておこうと八幡平茶臼岳エリア樅山へ。たくさんのノウサギと少しのテンの足跡、ハクチョウの渡りの声など、生き物の息吹を感じながら黙々と雪を漕ぎ、積雪観測の穴を掘り、そして滑り、八幡平にまた再び冬がやって来ました!
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雪を漕ぐ季節到来

 2012-12-07
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暴風雪とともに今季一番の冬将軍のお出ましです。昨日の八幡平山麓は昼過ぎまで爆風、風に弱いスバルサンバー号で山に向かったところ横倒しになる恐怖を感じ引き返す羽目に。仕切り直しで本日再び山へ上がると50~60cmの新雪、地元の若者がすでにトレースをつけていて、本来なら楽が出来てラッキーというわけですが「ラッセルオタク」の私は拍子抜け状態、可愛げなくトレースの横を歩いてみるとなかなかの雪の量。意地を張らずにトレースを拝借することにして、それでも途中からは一人ラッセルとなり至福の時を過ごしました。DSCF4253.jpg
雪が降れば毎日でも観測というわけですが、耐寒訓練と体力維持も兼ねています。山麓に住んでいるから出来るわけで、また「平常」でなければ出来ないのです。3・11の時は余震が収まるまでは山に入れず、そして今日夕方久々にあの忌まわしい「地震アラーム」が鳴り、気を緩められないと改めて思いました。
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初めてアルパを奏でた日

 2012-12-04
パラグァイの12月は暑い季節、アルパを始めようと楽器を手に入れたのは25年前の今頃でした。クリスマスといえばサンタクロースとツリーと思いきや、南米では「キリスト生誕人形」が教会ばかりか家々に、街角に、それぞれ趣向を凝らして飾られます。この時期はパーティー開催も最盛期、アルパやギターの小楽団の稼ぎ時です。
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                            (盛岡、リアノカフェでのミニコンサート:多賀谷真吾氏撮影)
アルパを奏でるようになって、実に多くの人々と出会うことができました。一昨日も、宮城の登山ツアーのゲストの皆様との納会行事でアルパをお聴きいただきました。山を愛する方々の心に届くようにと、気持ちを込めながら弦を震わせました。
本日の八幡平山麓はザーザーと音を立てて雨が降っています。外に一歩も出られないほど。早く雪になーれ!
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”プチ”雪のオブジェ

 2012-12-01
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今月3度目の八幡平アスピーテライン行進。大分雪が付いてきたとはいえ、まだ藪を縫って樅山経由というのは乱暴な選択(笹薮に嵌ったらただではすまない!)のように思われ、遠回りをしました。源太岩展望所まで頑張ると「ご褒美」としてモッコ岳を挟んだ裏岩手の山並みを拝むことができます。このあたりから西風も一段と強く、二つと無いスカブラの文様のギャラリーを愛でながらの贅沢なウォークとなります。遠く諸檜岳の稜線一帯が樹氷っぽい色になってきています。茶臼鞍部にも樹氷を纏う準備を始めたアオモリトドマツが立っておりました。
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