晩秋と初冬の狭間でーーー

 2012-11-29
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猛吹雪だったのも一昨日だけで、昨日は南風と日差しで山麓に降り積もった雪はたちまち湿ってべた雪となりました。オープン前のゲレンデ上部はいい感じの雪に覆われ、ノウサギたちの貸切バーンになっていました。
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小春の陽光の中、ひらひらとフユシャク蛾が飛んでいます。体が凍らない限り、相当の低温でもこうして飛び回っていられるのだそうです。ミズナラの落ち葉の上でちょっと羽を休めて、羽を持たないパートナーを探しにいくのでしょうか。
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山麓は夕べ遅くから雨の音、朝には止んで霧が立ち込め日が差してきたと思ったら、風が変り南西暴風で庭先の物が飛ぶほどでした。岩手山も雪煙が上がり「ご機嫌斜め」と見て取れました。
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八幡平の樹木、初冬の装い

 2012-11-26
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勤労感謝の日の山麓は雨、翌日(土曜)は雪がチラつく寒いお天気の中、三ッ石山荘まで出かけました。松川登山口標高1200m付近にクマ様の足跡が集中、やはりこの辺りに籠るのでしょうか。登山口に近い尾根道にミズナラとコメツガが重なり合って頑張っていました。
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日曜は再び前山へ。昼前から晴れて雪を頂いた山々が、ダケカンバが、アオモリトドマツが、蒼空に映えます。
早くも日が傾きかけた帰り道、西日に照らされた御在所のダケカンバ帯の輝き!写真家多賀谷氏はそれを見逃すわけがなく、私も追随して懸命にシャッターを押したのでした。
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快晴のち荒れ模様の兆し

 2012-11-23
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昨日は寒気が抜けて雪雲が払われた八幡平に再びスキーを履いて向かいました。アスピーテラインを黙々と歩くこと1時間半弱、源太岩展望所に着くと幡平秋田県境方面の大パノラマが待っていました。快晴だったのも束の間、悪天の兆しの雲が押し寄せてきています。
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源太岩から先の道路上は吹溜り、吹きさらしと風の影響をモロに受けており、歩きよいところを縫って進みます。ノウサギルートは流石になかなかいいライン取りでした。早朝のこの辺りは放射冷却プラス霧が立ち込めたようで、表面霜の結晶があちこちに立ち上がってキラキラと輝いていました。
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前山の尾根のササは重い雪に潰されていて何とかスキーで入ることが出来ました。前山に登ると茶臼岳まですぐ行けそうでしたがこの時期のササ斜面をナメると酷い目に遭うので引き返すと、10分後には山頂があっという間に雲に覆われてしまい、欲張らなくて良かったようです。
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アスピーテラインで初滑り

 2012-11-21
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今朝は我が家のまわりが真っ白になっていました。山麓で1~2cmの積雪ということは山にも少なくとも20~30cmは積もったということで、スキーを積んでアスピーテライン冬期ゲートへ。すでに2台の車とアスピーテライン沿いに先行者のトレースがありました。
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一昨日は旧八幡平スキー場付近で今しがた歩いた大きなクマの足跡があり、鈴を忘れたこともありビビッてしまいました。急に雪が降ったのでクマ様も慌てているのかもしれませんね。
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樅山の下まで靴慣らしを兼ねてスキーで歩きました。先行者のボーダーの女性と合流、彼女は滑る気満々のようでしたが笹薮だらけの斜面を見て諦めたようで、一緒に道路を滑って帰りました。40cm弱の粉雪、いい塩梅に滑る雪で今シーズン初滑り!を楽しみました。
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雪を呼んだ?ノルハイムパーティー

 2012-11-18
昨日はノルハイム・ノルディックアドベンチャー創立20周年記念行事で、八幡平山麓ノルハウス(登山研修所)に雪山滑り好きの老若男女が集合しました。夜のパーティーに先立って、今シーズンの安全と雪乞いを祈って姫神山に登山、頂に着く頃雨(雪)粒が落ち始め、初雪の予感を抱きつつ下山。
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落ち葉積もる登山道にブローチのようなツチグリが4コ顔をのぞかせています。彼らがこの日の主役でした。
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夜はノルハウス隣のペンション安暖庭で、オーナーご夫妻の特別に豪華な料理と酒で夜更けまで賑やかな宴を繰り広げました。一夜明けた山麓は、雨粒が白いものに変りやがて吹雪になりました。今季初の雪道に緊張しながら御在所まで運転、中和処理場分岐からは冬の世界に変り冬期ゲート付近はすっかり吹雪で、何だかドキドキしてしまいました。
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寒気が入った岩手山

 2012-11-15
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天気が回復してきた昨日も、山の方には雪雲がかかっていました。そして今朝は抜けるような青空、雪化粧した岩手山や八幡平を見てしまうともう家に居ることは出来ず、冬支度をして焼走り口へ急ぎました。
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第一噴出口まではミズナラなどの落ち葉が厚く積もっていて柔らかいものの、急ぐと下に隠されている溶岩や根っこに足をとられるので気が抜けません。標高1,250mあたりから積雪となり、西風に吹き付けられた風成雪の吹溜りもありました。久々に新雪の眩しさに目をショボつかせ雪を踏みしめて登ります。仙人のようなクサボタン、ヤマハハコもドライフラワーとなりながらまだ立っていました。ツルハシ分れから先は積雪が一段と増し、垂れ下がった潅木が行く手を阻みます。ハンノキやダケカンバの枝に咲いた雪の華も見事でした。
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戦慄の漉磯海岸

 2012-11-12
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2年振りに山田の海を見ました。土曜に新谷暁生氏と三陸カヤックスのイベントで演奏し翌朝、車で船越半島を突っ切って漉磯海岸に下り立ちました。相変わらず荒い波が「ドッドーーン」と岩壁に轟き、大きな波飛沫がスローモーションで立ち上がっていきます。夢中でレンズ越に覗いていると、音も無く砂浜を舐めるように白い泡がやってきて、足を漉くわれそうになります。押し寄せる波は時間の観念を奪い、友人も私もなす術なくただ立ち尽くすのでした。
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浜に背を向けると霞露ヶ岳に続く急斜面の松林ですが、そこには凄まじい大津波の傷痕がありました。あの日、全てが海になったーーー砂浜も、岩壁も、小川も、松林も、アスファルト路も、駐車場も、草原も、何もかも。今は岩壁が崩れ、道も駐車場もえぐられ、太い流木が横たわり、生活用品がひっかかり、でもその中で健気にも小さなアザミやシャジン達が花を咲かせておりました。
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晩秋の訪問者たち

 2012-11-07
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里の紅葉が真っ盛りです。今朝方までの強い雨は岩手山~八幡平の雪をあらかた解かしてくれました。午後から運動公園でボルダリングでしたが、曇り空の下よく色付いたカエデやイチョウ並木そして地面を覆った落ち葉が時々風で舞い上がり、突然頭の中でCHOPINの『木枯らしのエチュード』が鳴り出しました。
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半月ほど前の小春日和、我が家の網戸に珍しい訪問者。カイコの野生種クワコ、なかなかシックな装いです。
カマキリは枯葉色に変身、歩くたびに体を前後に揺すりとても慎重な足運びです。脚の先が触覚になっているみたい。山歩きで足場の悪い時「カマキリ歩き」をすれば安全かもしれませんね。
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クサギカメムシは外ばかりでなく部屋でもしばしばお会いします。そのたびに「ガムテープ!」と叫びますが。
我が家の外壁とよく似たデザイン、安心して這いずり回れるのでとてもお気に入りのようです。戦国武将の鎧のようにメタリック的、でも尻尾の黒っぽいレース仕立ての羽はドレッシー!このコントラストが結構お洒落です。
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里も紅葉色 公開講座、無事終了!

 2012-11-05
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先週末寒気が入り、八幡平山麓から見える岩手山も中腹までガチガチの氷雪の世界と化しています。滝沢石ヶ森や雫石七ツ森など「森」のつく山の紅葉もたけなわです。先週木曜寒気が入る直前までは、オオスズメバチの姿があったりで肝を冷やしたのですが、さすがにこの寒さでお陀仏になったことでしょう、油断は出来ませんが。
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                                  (11/2:東北山岳ガイド協会阿保彰司ガイド撮影)
11/2夜、盛岡市「おでってホール」で『百万人の山と自然 安全のための知識と技術 公開講座』が開催されました。磯野講師、奥田講師の二つの講演でしたが、150人超の方ににお集まりいただきありがたいことでした。
翌日(土曜)は姫神山で実技講座、こちらも32名の受講者とスタッフ計約40名が3パーティーに分かれて登りました。遠目には優しげでなだらかに見える姫神も意外と急なのですが、立ち止まると寒く感じる気温なので皆さほど汗もかかずに登りました。ただ下山(コワ坂コース)では泥濘の急坂に冷や汗をかいている人もいましたが、全員無事に戻り、主催者としてはほっとしたのでした。
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                                  (11/3:東北山岳ガイド協会阿保彰司ガイド撮影)
                                 
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